歩岐村(読み)ほきむら

日本歴史地名大系 「歩岐村」の解説

歩岐村
ほきむら

[現在地名]八幡町有穂ありほ

吉田よしだ川左岸、在原ありはら村の上流に位置する。正保国絵図に中保枝村とあるが正保郷帳にはみえない。元禄郷帳では高八石余。ホキ地名に象徴されるように崖が吉田川に迫り、耕地極少。「美濃明細記」は新村とする。宝暦六年(一七五六)の郡上郡村高覚帳(鈴木文書)では家数二、年貢定米一石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 村明細帳

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android