故事成語を知る辞典 「死して後已む」の解説 死して後已む 死ぬまで努力し続けること。 [由来] 「論語―泰伯」に出て来る、孔子の弟子、曾そう子しのことばから。「仁(思いやりのこころ)に基づく政治を行うのは、とても重大な仕事だし、『死して後已む(死んだ後になってようやく終わりとなる)』という遠大な仕事でもある」と述べています。 [解説] 幕末の志士、吉よし田だ松しょう陰いんが、侍としての心構えを説いた文章で、「『死して後已む』とは簡単なことばだが、意味は深い」と述べているのが有名です。 出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報