志士(読み)しし

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

志士
しし

一般に明治維新に際して,倒幕派すなわち尊王派の側に立って脱藩して活躍した武士たちをいう。しかし,志士には私事ではなく心身ともに家大義に従事しているという意味が含まれているため,維新だけではなく私心なく広く国事に殉じる者を志士ということもある。

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世界大百科事典内の志士の言及

【草莽】より

…19世紀になると危機意識の一般化に対応して地方の農村に住む豪農層にも草莽の意識が広まり,幕末の安政期(1854‐60)には政治的決起論としての〈草莽崛起(くつき)〉論が生み出された。これは吉田松陰を典型として唱えられ,1860年代の志士輩出の要因となる。〈草莽崛起〉論による運動は,脱藩浪士と豪農商出身の志士を中心的担い手とし,まず身分的制約をこえて国事を談じ政局に関与しようとした〈処士横議〉から,天誅さらに集団的蜂起へと展開をみせた。…

※「志士」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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