死線(読み)シセン

デジタル大辞泉 「死線」の意味・読み・例文・類語

し‐せん【死線】

生死の境。「死線をさまよう」
捕虜収容所や牢獄ろうごくなどの周囲に設けられた線。これを越えると逃走を企てたものとして銃殺される。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「死線」の意味・読み・例文・類語

し‐せん【死線】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 牢獄、または捕虜収容所の周囲に設けられた、これを越えると銃殺されることになっている限界線。
  3. 生きるか死ぬかの境。生死にかかわる重大な境遇
    1. [初出の実例]「再三再四死線(シセン)を突破した我々同志の『我等正義の士なり。』と云ふこの信念」(出典神野信一講演集(1932)〈神野信一〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む