殉爆(読み)じゅんばく(その他表記)sympathetic detonation; detonation by influence

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「殉爆」の意味・わかりやすい解説

殉爆
じゅんばく
sympathetic detonation; detonation by influence

ある距離を隔てた2つの爆薬うち一方爆発したときに,他方がそれに感応して爆発する現象。すなわち殉爆とは他の爆薬の爆発に対する感度であるから,発破の実操業上あるいは火薬庫の保安対策上非常に重要な性能である。爆薬は一般に,発破孔内など密閉状態では殉爆しやすく,古くなって固化したり吸湿したりすると殉爆しにくくなるほか,同種の爆薬でも薬包径の大小,温度の高低などにより殉爆の難易は異なる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の殉爆の言及

【火薬】より

…どの強さの衝撃波で受爆薬が爆発するかを調べる。実用的な衝撃起爆感度の試験として砂上殉爆試験がある。ふつう岩石に孔(発破孔)をあけ,その中に爆薬の包装品(薬包)を何本か装てんして,一端から起爆して発破が行われる。…

※「殉爆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む