共同通信ニュース用語解説 「残業時間」の解説
残業時間
労働基準法で定められた1日8時間、週40時間を超える時間外労働(残業)をするには、労使が合意し同法に基づく三六(サブロク)協定を結ぶ必要がある。厚生労働相の告示により月45時間までと基準はあるものの、法的拘束力はない。特別条項付きの三六協定では、それ以上の残業時間を労使の合意で自由に設定することができる。国際労働機関(ILO)のまとめによると、日本で週49時間以上働く人の割合は21・7%で、米国の16・4%、ドイツの10・5%よりも大きい。正社員の残業時間も増加傾向にある。
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