殿の上(読み)トノノウエ

デジタル大辞泉 「殿の上」の意味・読み・例文・類語

との‐の‐うえ〔‐うへ〕【殿の上】

摂政関白など、時の第一人者の妻に対する敬称
「―の御かたちに似る人おはせじ」〈玉鬘

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精選版 日本国語大辞典 「殿の上」の意味・読み・例文・類語

との【殿】 の 上(うえ)

  1. 関白殿の奥方をいう。
    1. [初出の実例]「宮、しげいさ、三四の君、殿のうへ、その御おとと三所」(出典:枕草子(10C終)二七八)

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