母樹(読み)ぼじゅ

日本大百科全書(ニッポニカ)「母樹」の解説

母樹
ぼじゅ

種子または挿をとる樹木のことで、親木(おやぎ)ともいう。目的によって採種木、採穂木ともよぶ。次代の林をつくるには成長、形質のよい母樹を選ぶことが重要で、これらが集まった林を採種林(園)、採穂園とよぶことが多い。自然の力を利用して林をつくる天然更新では、飛散する種子の供給源として切り残す樹木のことを母樹という。また、品種改良などの目的で交配を行うとき、雌花を用いた母方の樹木のことも母樹という。

[蜂屋欣二]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典「母樹」の解説

ぼ‐じゅ【母樹】

〘名〙 樹木の繁殖において、新しい株のもとになる種子やさし穂、穂木などをとるための木。繁殖のもととなる木。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉「母樹」の解説

ぼ‐じゅ【母樹】

植物栽培のもととなる種子や接穂つぎほをとる樹木。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「母樹」の解説

母樹
ぼじゅ

母樹林」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

景気ウォッチャー調査

内閣府が2000年1月から毎月実施している景気動向調査。生活実感としての景況感を調査するのが狙い。具体的にはタクシーの運転手、小売店の店長、娯楽施設の従業員、自動車ディーラー、派遣従業員、設計事務所所...

景気ウォッチャー調査の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android