ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「母樹林」の意味・わかりやすい解説 母樹林ぼじゅりんseed stand 種子や挿穂 (さしほ) ,接穂 (つぎほ) をとるために設定した林分のこと。その個々の樹木を母樹という。日本の林業種苗法では,母樹林を指定する条件として,環境条件が中位以上の土地で,普通以上の生長をして相当豊富に結実しうる樹齢 (スギ 70年以上,ヒノキ 50年以上,アカマツ,クロマツ,カラマツ 40年以上) にあって,材質も良好であることなどを規定している。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by