日本歴史地名大系 「比佐豆知神社」の解説 比佐豆知神社ひさずちじんじや 三重県:津市橋北地区塔世村比佐豆知神社[現在地名]津市鳥居町塔世(とうせ)集落西の丘陵の東南端愛宕(あたご)山上にある。祭神は火之迦具土神を主神とする伊邪那美命など一四柱。社伝は、往古より比佐豆知社として当地にあり、寛永九年(一六三二)二代津藩主藤堂高次が安濃津(あのつ)城の北の鎮守として京都の愛宕神社を相殿の神に勧請したと記す。「三国地志」には「愛宕祠 按、旧金井町ニアリ、旧地ニ小祠ヲ建稚雷ヲ祀ル、五月十六日ニ祭祀ヲナス、俗ニ雷祭ト云」とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by