比屋(読み)ひおく

精選版 日本国語大辞典 「比屋」の意味・読み・例文・類語

ひ‐おく‥ヲク【比屋】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「比」は列の意 ) 軒を並べること。家が立ち並んでいること。やなみ。また、数多くの家。
    1. [初出の実例]「九重深処得知否、比屋黍元掩泣娯」(出典本朝麗藻(1010か)下・減諸国今年調庸及租税〈源為憲〉)
    2. [その他の文献]〔左思‐魏都賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「比屋」の読み・字形・画数・意味

【比屋】ひおく

軒なみ。

字通「比」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む