日本歴史地名大系 「比延村」の解説 比延村ひえむら 兵庫県:神崎郡大河内町比延村[現在地名]大河内町比延寺前(てらまえ)村の南に位置し、市(いち)川と小田原(おだわら)川の合流点右岸に立地する。村の西に木城(きしろ)山がある。文安年間(一四四四―四九)疫病流行のため近江日吉社の分霊を勧請して、山王権現(現日吉神社)としたことから日吉の地名となり、のち比延に改めたと伝える(「三王記録」西藤家文書)。慶長国絵図に比叡村とみえ、隣接して市場(いちば)の記載がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by