比浦古味村(読み)ひうらこみむら

日本歴史地名大系 「比浦古味村」の解説

比浦古味村
ひうらこみむら

[現在地名]大豊町日浦ひうら

北東に流れる穴内あなない川の左岸にある山村南西高須たかず村。本山もとやま郷内の一村。天正一七年(一五八九)本山郷地検帳に「古味名」とみえ、検地面積六町九反四九代二歩、うち田分一町七反四五代五歩、畠分二町二〇代二歩、屋敷数四三で三町一反三三代一歩、寺(円福寺)一。すべて長宗我部氏家臣長宗掃部助の扣地。同年の本山郷高山切畑地検帳によれば一一筆二反三六代五歩に大麦・小麦が作られている。

元禄地払帳には「日浦古味村」とみえ、総地高九六石余、うち本田高六九石余、新田高二六石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android