比神社(読み)やひじんじや

日本歴史地名大系 「比神社」の解説

比神社
やひじんじや

[現在地名]阿久比町矢高

祭神伊弉冊尊。尾張国神名帳に「従三位 箭比天神」と記す。社殿は慶応三年(一八六七)造営で、木造檜皮葺春日造。初め熊野くまの権現を村内地蔵山じぞうやまに祀ったのでその名でよばれた。当社記録と所蔵棟札によれば、元禄七年(一六九四)徳川光友が社殿を修築し現在地に移した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android