比重てんびん(比重天秤)(読み)ひじゅうてんびん(英語表記)specific gravity balance

世界大百科事典 第2版の解説

ひじゅうてんびん【比重てんびん(比重天秤) specific gravity balance】

液体中にある固体の浮力を測定し,固体,液体の比重を知るためのてんびん。通常のてんびんに固体をつるすためのかぎをつければ容易に測定できる(図)。質量Ms,比重dsの固体を比重dlの液体中につって秤量するとMs(1-dl/ds)となる。Msは既知であり,dldsの一方が知られているとき他方がわかる。固体の場合,試料を空気中でWと秤量し,次に細いつり線wで比重dlの液体中につり,Wlと秤量し,測定中の空気の比重ρを知り,空気浮力の補正を施せば,比重dsは,となる。

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世界大百科事典内の比重てんびん(比重天秤)の言及

【てんびん(天秤)】より

…質量の精密測定に用いるはかり。基本的には中央に下向きの刃を固定し刃受けで支え支点とし,支点から左右等距離の両端に上向きの刃を固定し,力点,重点とする第1次てこ(さお)の力点と重点に刃受けを介して皿をつるした手動てんびんと,さおの重点に皿と秤量(測定できる最大量)に相当する内蔵分銅を掛けた状態でつり合うカウンターウェイトを力点に固定した直示てんびんとに大別される。 手動てんびんはさおのつり合いを度表と呼ばれる目盛板で測定することから度表てんびんとも呼ばれ,その構造は図1に示す化学の分野で使用する化学てんびんに代表される。…

※「比重てんびん(比重天秤)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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