精選版 日本国語大辞典 「毘瑟笯」の意味・読み・例文・類語 ビシュヌ【毘瑟笯・毘紐】 ( [サンスクリット語] Viṣṇu ) ヒンドゥー教において、破壊の神シバと並ぶ最も有力な神格で、持続の役を負う。元来は太陽神で、天界を三歩で歩くといわれ、愛の神として信者に平等に恩恵を与え、クリシュナ、ブッダなど一〇種の化身を現じて人類を救済するといわれる。ブラフマン(梵天)・シバとともに三神一体をなし、神像では正面にブラフマン、右にビシュヌ、左にシバを配す。〔慧琳音義‐二六〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例