毛利元敏(読み)モウリ モトトシ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「毛利元敏」の解説

毛利 元敏
モウリ モトトシ


肩書
豊浦藩知事

生年月日
嘉永2年5月3日(1849年)

出生地
江戸・麻布

経歴
明治元年長府藩主毛利左京亮元周の家督を継ぎ、京都蛤門を守る。ついで手兵北越に出征させ、同年9月丹羽口非常の警備を命ぜられ、11月帰藩。2年東京に行き、戊辰戦争戦功により賞典禄2万石を賜り、豊浦藩知事となる。3年山口藩脱隊暴動鎮撫に尽力し、4年廃藩置県により退官。同年英国に留学し、7年帰国後は東京に住んだ。16年子爵。著書に「松の下葉」。

没年月日
明治41年4月25日

家族
父=毛利甲斐守元運(長府藩主)

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「毛利元敏」の解説

毛利元敏 もうり-もととし

1849-1908 幕末-明治時代大名,華族
嘉永(かえい)2年5月3日生まれ。毛利元運(もとゆき)の6男。従兄元周(もとちか)の跡をつぎ,慶応4年(1868)長門(ながと)(山口県)府中藩主毛利家14代となる。明治2年藩名を豊浦藩と改称。17年子爵。明治41年4月25日死去。60歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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