毛受村(読み)めんじようむら

日本歴史地名大系 「毛受村」の解説

毛受村
めんじようむら

[現在地名]一宮大和やまと毛受めんじよ

村の北を日光につこう川が流れ、馬引まびき村の南、東は宮地花池みやじはないけ村である。嘉禎元年(一二三五)真清田社領注文(久我家文書)に「毛受茅原二丁半」とある。弘安五年(一二八二)千世氏荘坪付注進状案(醍醐寺文書)に「毛受里一坪二反 大」ともあり、嘉慶二年(一三八八)八月一三日付の妙興寺領坪付注文(妙興寺文書)に毛受将監の寄進地として、瓦堂前・莇田・東村・八王寺後・深沼・鎌田・西奈木・高畠・筧口前という村内の小字名が出てくる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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