毛合村(読み)けあいむら

日本歴史地名大系 「毛合村」の解説

毛合村
けあいむら

[現在地名]加賀市合河町あいかわまち

動橋いぶりはし川の河口に近い左岸に位置し、南は動橋村。「けや」「きや」ともいう。正保郷帳によると村高八八四石余、田方三九町余・畑方一八町四反余、物成高四一九石余。ほかに新田高二〇一石余(物成高八四石余)、田方八町五反余・畑方四町七反余。文政四年(一八二一)以降、大聖寺藩内部では西部にある当村の出村河尻かわじりを一村立てとしていたようで(加能郷土辞彙)、このとき村高はちょうど半分に分けられたとみられ、「江沼志稿」では両村とも高五一八石六斗七升一合。しかし村御印や幕府へ提出する郷帳などでは毛合村一村として取扱われた(江沼志稿・天保郷帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android