精選版 日本国語大辞典 「毛翅目」の意味・読み・例文・類語 もうし‐もく【毛翅目】 〘 名詞 〙 節足動物門昆虫綱の一目。トビケラの仲間で、外観はチョウ(鱗翅)目に似ているが、飛ぶ力は弱い。川・池の近くに生活し、灯火にも飛来する。口器は吸引性。幼虫は水中生活し、水底の石の表面に砂粒などで巣を作る。魚類のえさとなる。完全変態する。最近はトビケラ目と呼ばれる。日本には約三六〇種が知られる。〔日本昆虫学(1898)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例