毛詩抄(読み)もうししょう

精選版 日本国語大辞典 「毛詩抄」の意味・読み・例文・類語

もうししょうモウシセウ【毛詩抄】

  1. 毛詩詩経)」の注釈書。二〇巻。清原宣賢(のぶかた)訳釈。宣賢自ら草した「聴塵」と宣賢の講義林宗二が聞き書きしたものとの二種が存する。「聴塵」は天文四年(一五三五)までに成立。聞き書きは天文八年(一五三九書写古活字本元和寛永一六一五‐四四)頃刊。当時の口語を知る貴重な資料となっている。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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