事典 日本の地域ブランド・名産品 「毛馬胡瓜」の解説
毛馬胡瓜[果菜類]
けまきゅうり
江戸時代の発祥で、大阪市都島区毛馬町の原産とされる。長さ約30cm、太さ約3cmの黒いぼの胡瓜。収穫時期は6月〜8月。果頂部よりの3分の2は淡緑白色からうっすらと黄色くなる。昔は、奈良漬に使用された。昭和10年代に原種そのものの栽培が殆どなくなってしまったが、品質が良いことから改良品種が研究された。1998(平成10)年に品種の種子が持ち帰られ、復活。なにわの伝統野菜。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報