毛馬(読み)けま

日本大百科全書(ニッポニカ) 「毛馬」の意味・わかりやすい解説

毛馬
けま

大阪市北部、都島区(みやこじまく)の淀川(よどがわ)と新淀川の分流点の東側の地域。1885年(明治18)大洪水のあと淀川改修が行われ、水量調節の洗堰(あらいぜき)と通船のための閘門(こうもん)がつくられた。与謝蕪村(よさぶそん)の誕生地で、「春風や堤(どて)長うして家遠し」の句碑がある。付近の紡績工場跡にマンモス団地がある。川沿いは淀川河川公園毛馬桜之宮公園となっている。

安井 司]


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