氏八幡神社(読み)うじはちまんじんじや

日本歴史地名大系 「氏八幡神社」の解説

氏八幡神社
うじはちまんじんじや

[現在地名]大和町和木

和木わきのほぼ中央に鎮座祭神仲哀天皇・神功皇后・応神天皇・素盞嗚尊。相殿に天御中主神ほか八柱を祀り、境内社に戸坂へさか八幡宮がある。旧村社。仁治四年(一二四三)の安芸沼田新庄方正検注目録写(小早川家文書)の和木の項に「八幡宮七反六十歩」とある。豊田郡神社明細帳によると、神鏡に文亀元年(一五〇一)九月二三日再建と記すとあり、正徳五年(一七一五)調書に天正五年(一五七七)九月一三日の和木宮八幡大菩薩社殿再造の棟札写があり、これによると大檀那大願主は井上春忠で、和木物申右衛門太夫が結縁を募り、大工は秀士忠久であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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