デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「民小鮪」の解説 民小鮪 たみの-おしび ?-? 飛鳥(あすか)-奈良時代の武人。東漢(やまとのあや)氏の一族。壬申(じんしん)の乱(672)のとき,大海人(おおあまの)皇子(天武天皇)側の将として,坂本財(たから)らとともに大和(奈良県)竜田(たつた)で近江(おうみ)軍をふせいだ。養老4年従五位上となる。天平(てんぴょう)元年まで記録がのこる民袁志比と同一人ともされる。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
朝日日本歴史人物事典 「民小鮪」の解説 民小鮪 生年:生没年不詳 奈良時代の官人。名を袁志比とも書く。壬申の乱(672)に際して,倭京将軍大伴吹負の配下で,河内から攻め寄せた近江朝廷の軍を竜田(奈良県三郷町か)に防いだ。和銅4(710)年正六位上から従五位下に昇る。養老4(721)年従五位上となり,天平1(729)年に至る。以後の消息は明らかでない。 (橋本義則) 出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報 Sponserd by