改訂新版 世界大百科事典 「民族改造論」の意味・わかりやすい解説 民族改造論 (みんぞくかいぞうろん) 李光洙が三・一独立運動挫折後の1922年5月,朝鮮語の総合雑誌《開闢(かいびやく)》に発表した論説。彼は,民族独立の前提としての人格修養を力説する安昌浩の考えに従って,朝鮮人の精神的な改造を説いた。しかし朝鮮民族の〈劣等性〉を強調した論説であるとして,他の論者から批判を受けた。《民族改造論》は改良的民族運動家としての李の考えを示したものだが,その後李が親日派に転ずるにいたって,〈劣等〉な朝鮮人を日本人化せよとする考えの代名詞ともなった。執筆者:水野 直樹 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 新卒採用開始/インフルエンサーマーケティング募集/未経験歓迎/研修完備/一部リモート可 株式会社令和ガールズ 東京都 港区 月給24万円~25万5,000円 新卒・インターン デジタル・Webマーケティングコンサルタント/未経験可!AI・SNS・Webなどのマーケティング運用・提案 株式会社バックステージ 東京都 千代田区 月給28万円~35万円 正社員 Sponserd by