気先(読み)キサキ

精選版 日本国語大辞典 「気先」の意味・読み・例文・類語

き‐さき【気先】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 人の気力の発するところ。気勢。きがまえ。意気ごみ。
    1. [初出の実例]「今のはいかいは日頃に工夫を経て、席に望んで気先を以て吐べし」(出典:俳諧・去来抄(1702‐04)修行)
    2. 「人の気先(キサキ)を撥ね返す颯爽とした若い気分が」(出典老妓抄(1938)〈岡本かの子〉)
  3. 相場で、人気のこと。また、人気のおもむくところ。〔取引所用語字彙(1917)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む