気後れ(読み)キオクレ

精選版 日本国語大辞典 「気後れ」の意味・読み・例文・類語

き‐おくれ【気遅・気後】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「きおくる(気遅)」の連用形名詞化 ) 何かしようとする時に、気がかりな事があったり、おじ気づいて心がひるむこと。気おじ。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「小わっぱ風情に留(と)められしは、母が勘当気にかかり気をくれしたる故ぞかし」(出典浄瑠璃・曾我扇八景(1711頃)十番斬)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む