気病(読み)きびょう

精選版 日本国語大辞典 「気病」の意味・読み・例文・類語

き‐びょう‥ビャウ【気病】

  1. 〘 名詞 〙 心配ごとや気ふさぎがもとで起こる病気。気やみ。
    1. [初出の実例]「所謂寒気漸潜、温気始発。当於斯時、萠気病」(出典:東山往来(1092‐1107頃))

き‐やみ【気病】

  1. 〘 名詞 〙 心配や気苦労から起こる病気。憂鬱症。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「この一年余り気やみ隙なく、近国の医者不残(のこらず)療治」(出典:浮世草子・新色五巻書(1698)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む