気遣(読み)きづかい

精選版 日本国語大辞典 「気遣」の意味・読み・例文・類語

き‐づかい‥づかひ【気遣】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 形動 ) 気をつかうこと。心づかい。気がかり。また、そのようなさま。心配懸念(けねん)
    1. [初出の実例]「吾処をば心安は思はいで きつかいをせうぞ、用心するぞ」(出典:土井本周易抄(1477)六)
  3. 今までの事情からみて当然そうなるだろうという期待や恐れ。
    1. [初出の実例]「再度私の様な者の所へ、お出なすって下さる道理(キヅカヒ)ござゐませんから」(出典人情本・英対暖語(1838)初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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