水下村(読み)みぞおちむら

日本歴史地名大系 「水下村」の解説

水下村
みぞおちむら

[現在地名]羽合町水下

上浅津かみあそづ村の北西長瀬ながせ村の南に位置する。水落とも記す。天神川の旧河道の南側にあたり、村名は同川の水が東郷とうごう池に落ちるところに由来すると伝える。河原田かわらだ古水下ふるみずしたなど河川にかかわる字名もみられる(「羽合地内字名一覧図」羽合町史)。拝領高二八五石余。山田氏の給地があった(給人所付帳)。宝暦三年(一七五三)頃の河村郡村々明細帳(近藤家文書)によれば朱高三一一石余、高三二六石余、うち畑高一三石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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