水下駄(読み)みずげた

精選版 日本国語大辞典 「水下駄」の意味・読み・例文・類語

みず‐げた みづ‥【水下駄】

〘名〙 泥の深い水田で、苗を植えたり、稲を刈ったりする時に用いる幅の広い下駄大足。代踏み下駄。
コブシ(1906‐08)〈小杉天外〉中「鼻緒の伸びた水下駄(ミヅゲタ)を鳴して、侍女(こしもと)のお鈴が慌てて追蒐(おっか)けて出て来た」

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デジタル大辞泉 「水下駄」の意味・読み・例文・類語

みず‐げた〔みづ‐〕【水下駄】

深田湿地に入るときに履く幅の広い下駄。大足おおあし代踏しろふみ下駄。

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