水下駄(読み)ミズゲタ

デジタル大辞泉 「水下駄」の意味・読み・例文・類語

みず‐げた〔みづ‐〕【水下駄】

深田湿地に入るときに履く幅の広い下駄大足おおあし代踏しろふみ下駄。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「水下駄」の意味・読み・例文・類語

みず‐げたみづ‥【水下駄】

  1. 〘 名詞 〙 泥の深い水田で、苗を植えたり、稲を刈ったりする時に用いる幅の広い下駄。大足。代踏み下駄。
    1. [初出の実例]「鼻緒の伸びた水下駄(ミヅゲタ)を鳴して、侍女(こしもと)のお鈴が慌てて追蒐(おっか)けて出て来た」(出典コブシ(1906‐08)〈小杉天外〉中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む