共同通信ニュース用語解説 「水中ロボット調査」の解説
水中ロボット調査
東京電力福島第1原発事故で炉心溶融(メルトダウン)が起きた1~3号機では、溶けた核燃料(デブリ)を冷やすため注水が続く。3号機は原子炉格納容器の底から約6・4メートルの高さまで水がたまり、格納容器内部に通じる貫通部から円柱状で直径約13センチ、全長約30センチのロボットを投入。調査は7月19日、21日、22日の計3回、計約16時間に及んだ。水中を広範囲に移動できたことで、デブリの可能性が高い物体の撮影に成功。1、2号機は水位が低く、これまで実施した格納容器内の調査では地面を走る自走式ロボットを使用、障害物や放射線に阻まれデブリ確認に至らなかった。
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