水兵帽(読み)スイヘイボウ

デジタル大辞泉 「水兵帽」の意味・読み・例文・類語

すいへい‐ぼう【水兵帽】

水兵がかぶる帽子。また、これをまねた子供の帽子。頂部は平らで、ひさしがなく、ふちリボンを巻いてその端を後ろに垂らす。

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精選版 日本国語大辞典 「水兵帽」の意味・読み・例文・類語

すいへい‐ぼう【水兵帽】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 水兵のかぶる帽子。
  3. をまねた帽子。おもに男子幼児・少年用。
    1. [初出の実例]「其大い頭に凡そ不釣合な小い水兵帽を兜巾(ときん)のやうに戴いて居るのだ」(出典真鶴(1920)〈志賀直哉〉)

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世界大百科事典(旧版)内の水兵帽の言及

【セーラー服】より

…スカーフははじめ汗拭き布であった。19世紀中期~20世紀前期の海軍水兵服の一組は,庇がなく平らな形で鉢巻に艦名入りのリボンを巻いた水兵帽,頭からかぶって着るセーラー襟がついた上衣,その下に着るボートネックのシャツ,裾広がりで前あきがドロップ・フロント(蛙股)のズボンで代表される。色は春秋冬が濃紺,夏は白,襟は青で白線の縁飾をめぐらす。…

※「水兵帽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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