水媒(読み)スイバイ

デジタル大辞泉 「水媒」の意味・読み・例文・類語

すい‐ばい【水媒】

水の媒介植物受粉が行われること。

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精選版 日本国語大辞典 「水媒」の意味・読み・例文・類語

すい‐ばい【水媒】

  1. 〘 名詞 〙 植物の受粉が水によって媒介されること。花粉水中または水上を流れていって雌しべにつく。バイカモセキショウモキンギョモなど水生種子植物にみられる。

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世界大百科事典(旧版)内の水媒の言及

【花粉】より

…厚くて丈夫な花粉の外膜は,雄性配偶体を乾燥から保護し,受精のために花粉がめしべまで安全に運ばれる上で重要な役割を果たしている。花粉の運ばれ方(送粉方法)には風による風媒,昆虫や他の動物による虫媒・動物媒,水による水媒がある。風媒花粉はその生産量が多く(多いものでは,マツ類では1花あたり100万粒をこえる),外膜にはふつう著しい突起や粘着物がなく,散布範囲が広い。…

※「水媒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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