最新 地学事典 「水底噴火起源密度流」の解説
すいていふんかきげんみつどりゅう
水底噴火起源密度流
subaqueous eruption-fed density current
水底噴火で直接生じた密度流の総称。爆発的噴火で放出された火砕粒子が火山ガスと一体となった水底火砕流のほか,噴煙や水底火砕流が周囲の水を取り込み,あるいは水底溶岩の水蒸気爆発や重力崩壊などで溶岩片が周囲の水と混合して生じる混濁流などがある。駆動力は水との密度差に起因する。これまで堆積物の特徴から水底火砕流とされてきたものの多くは混濁流堆積物で,直接噴火に由来したかどうか判断が難しい場合もある。参考文献:J.D.L. White(2000) Precam. Res., Vol. 101: 87
執筆者:鹿野 和彦
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

