共同通信ニュース用語解説 「水月湖の年縞」の解説
水月湖の年縞
湖底の堆積層で、季節ごとにプランクトンの死骸や湖水から出た鉄分などが積もり、年輪のように1年ごとの層がしま模様を形成している。水月湖では日欧の研究チームが7万年分の層を確認した。チームは1年ごとの堆積層と、中から見つかった木の葉の化石に含まれる炭素の放射性同位体のデータを組み合わせた「物差し」を作成。歴史的な遺物の年代を決める物差しを定期的に見直している世界の研究者らが、水月湖のデータを使うことに合意した。国内では他に秋田などで同様の堆積層が見つかっている。
更新日:
出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報