水素化ウラン(読み)すいそかウラン(その他表記)uranium hydride

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「水素化ウラン」の意味・わかりやすい解説

水素化ウラン
すいそかウラン
uranium hydride

化学式 UH3存在は 1929年に確認された。ウラン粉末を水素中で 225~250℃に加熱すると生成する。褐黒色の粉末。比重 10.92,電気伝導性がある。酸とは激しく反応する。空気に直接触れると発火することがある。ウラン金属の高純度微粉末の製造に用いられる。この化合物は反応性に富むので,ウラン合金やウランカーバイドのような化合物の製造に用いられる。

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