精選版 日本国語大辞典 「水蜜」の意味・読み・例文・類語 すい‐みつ【水蜜】 〘 名詞 〙 果肉が堅く甘味の少ない在来の食用桃に対して、大正初期から全国に普及した、果肉が柔軟多汁の改良種に対する呼び名。中国から導入された上海水蜜桃系の品種から作られたもので、今日でも食用桃の大部分がこの系統のもの。水蜜桃。《 季語・秋 》[初出の実例]「腭のやうにふくらかにくびれた水蜜を」(出典:銀の匙(1913‐15)〈中勘助〉後) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例