水貝(読み)ミズガイ

デジタル大辞泉 「水貝」の意味・読み・例文・類語

みず‐がい〔みづがひ〕【水貝】

生のアワビを塩洗いして身を締め、角切りにして氷を入れた塩水に浮かせた料理三杯酢などで食べる。 夏》

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精選版 日本国語大辞典 「水貝」の意味・読み・例文・類語

みず‐がいみづがひ【水貝】

  1. 〘 名詞 〙 料理の一つ。新鮮な鮑(あわび)生肉を薄く刻んで水に浸し、三杯酢などで食べるもの。生貝。《 季語・夏 》 〔古今料理集(1670‐74頃)〕

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「水貝」の解説

みずがい【水貝】

刺身一種。薄い塩水にくだいた氷を浮かべ、さいの目に切ったあわびを入れたもの。わさびじょうゆや三杯酢で食べる。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の水貝の言及

【アワビ(鮑)】より

… アワビは,ふつう種類によって使い分ける。肉がしまっていてかたいオガイ(クロアワビ)とエゾアワビは水貝に向き,やわらかいマダカアワビとメガイ(メカイアワビ)は塩蒸し,酒蒸し,煮物などにする。水貝はさいの目に切った肉を冷水に浮かべ,ワサビじょうゆなどで食べるが,まず肉の表面にたっぷり塩をあててよく洗ってから,殻からはずして包丁する。…

※「水貝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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