生貝(読み)ナマガイ

デジタル大辞泉 「生貝」の意味・読み・例文・類語

なま‐がい〔‐がひ〕【生貝】

なまの貝。貝類生肉
アワビの生肉。塩で洗って締まった肉を刻み、冷水で冷やして食べる。水貝みずがい

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精選版 日本国語大辞典 「生貝」の意味・読み・例文・類語

なま‐がい‥がひ【生貝】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 煮たり、焼いたりしていない生の貝。貝の生肉。
  3. 特に、鮑(あわび)の生肉をいう。刻んで、食塩を入れた冷水に浸したり、酢をかけたりして食する。水貝(みずがい)。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「生貝(ナマカイ)のふくら煎を」(出典浮世草子・好色一代男(1682)六)
  4. 女陰異称
    1. [初出の実例]「生貝(なマがい)を聞こし召さるる志度の浦」(出典:雑俳・末摘花(1776‐1801)三)

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デジタル大辞泉プラス 「生貝」の解説

生貝

古典落語演目ひとつ。「鮑のし」の別題。「生貝のし」とも。

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