精選版 日本国語大辞典 「水道尻」の意味・読み・例文・類語 すいど‐じり【水道尻・水戸尻・水吐尻】 「すいどうじり(水道尻)」の変化した語。[初出の実例]「終に終に吉原とやらは、あいた眼で見るもすき、大門が北向じゃやら、水道尻(スイドシリ)が南にあたるか」(出典:談義本・当風辻談義(1753)三) すいどう‐じりスイダウ‥【水道尻】 江戸の元吉原および新吉原遊郭内にあった、郭内の上水道の終点周辺の名。すいどじり。[初出の実例]「水道尻(スイドウジリ)、中之潮の末也」(出典:洒落本・娼妃地理記(1777)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例