水霜(読み)ミズシモ

デジタル大辞泉 「水霜」の意味・読み・例文・類語

みず‐しも〔みづ‐〕【水霜】

晩秋に、露が凍ってなかば霜になったもの。露霜 秋》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「水霜」の意味・読み・例文・類語

みず‐しも みづ‥【水霜】

〘名〙
① 露のこと。まだ霜の形をなさない冷たい露。また、露が凍ってなかば霜になったもの。露霜。《季・秋》
※忠見集(960頃)「風さむみこほれるたにのみづしもにはるくることをとくとまつらし」
分娩(ぶんべん)に先立って子宮から出る液。羊水
滑稽本・続膝栗毛(1810‐22)四「ハテ懐胎のお脉とは見えませぬが、いこくだりょりますか。〈略〉水じもの下りよるのであらずに」

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