氷老人(読み)ひの おきな

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「氷老人」の解説

氷老人 ひの-おきな

?-? 飛鳥(あすか)時代の人。
白雉(はくち)4年(653)遣唐使吉士長丹(きしの-ながに)にしたがって唐(中国)に留学唐人計略を通報するため大伴部博麻(おおともべの-はかま)が身売りしてつくった費用で,土師富杼(はじの-ほど)らと天智(てんじ)天皇3年(664)に帰国した氷老(おゆ)と同一人ともみなされるが,一説に7年帰国ともいう。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android