氷苺(読み)こおりいちご

精選版 日本国語大辞典 「氷苺」の意味・読み・例文・類語

こおり‐いちごこほり‥【氷苺】

  1. 〘 名詞 〙 氷水一種。苺の果汁や苺の色と香りをつけたシロップを削った氷にかけたもの。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「種吉が氷いちごを提箱に入れて持ち帰り、皆は黙々とそれをすすった」(出典:夫婦善哉(1940)〈織田作之助〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android