永井健三(読み)ナガイ ケンゾウ

20世紀日本人名事典 「永井健三」の解説

永井 健三
ナガイ ケンゾウ

昭和期の通信工学者 東北大学名誉教授;東北学院大学名誉教授。



生年
明治34(1901)年3月21日

没年
平成1(1989)年7月17日

出生地
宮城県仙台市

学歴〔年〕
東北帝国大学工学部電気工学科〔大正14年〕卒業

学位〔年〕
工学博士〔昭和8年〕

主な受賞名〔年〕
秋山・志田記念賞〔昭和16年〕「伝送回路鋼学」,電気学術振興賞論文賞〔昭和30年〕「磁気録音方式における直流歪の検討」,紫綬褒章〔昭和30年〕,NHK放送文化賞(第13回)〔昭和37年〕,丹羽高柳賞功績賞〔昭和40年〕「テレビジョンに関する伝送機器および磁気記録機器の発展に対する貢献」,勲二等旭日重光章〔昭和46年〕

経歴
大正14年東北大学講師、昭和3年助教授、8年教授。31〜39年電気通信研究所長、39〜59年東北学院大学工学部長を歴任

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「永井健三」の解説

永井健三 ながい-けんぞう

1901-1989 昭和時代の通信工学者。
明治34年3月21日生まれ。昭和8年母校東北帝大の教授となり,31年東北大電気通信研究所長。39年東北学院大教授。テレビの伝送機器,磁気記録機器の研究で知られる。学士院会員。平成元年7月17日死去。88歳。宮城県出身。著作に「伝送回路網学」(共著)など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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