日本歴史地名大系 「永末村」の解説 永末村ながすえむら 広島県：庄原市永末村[現在地名]庄原市永末町西城（さいじよう）川支流の宮内（みやうち）川上流域に位置する。周辺は丘陵地で、東の丘陵は権現（ごんげん）山・大黒目（おおぐろめ）山山系に連なる。三上（みかみ）郡に属し、北は宮内村・高（たか）村、南東は大久保（おおくぼ）村に接する。村域の東部で古墳時代の住居跡が発掘されている。中世には地（じび）庄の地頭山内氏の勢力がこの地にも及んでおり、天正九年（一五八一）には山内隆通によって当村の八幡宮社殿が造営されたと伝える（比婆郡誌）。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
