永機(読み)エイキ

デジタル大辞泉 「永機」の意味・読み・例文・類語

えいき【永機】

[1823~1904]幕末明治俳人。姓は穂積。父、6世其角堂鼠肝きかくどうそかんのあとを継ぎ、7世其角堂。のち老鼠堂ろうそどうと号した。

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精選版 日本国語大辞典 「永機」の意味・読み・例文・類語

えいき【永機】

  1. 幕末、明治時代の俳人。本名、穂積善之。別号老鼠(ろうそ)堂など。父六世其角堂鼠肝(そかん)の後をうけて七世其角堂となる。全国を行脚し門人千人と称された。著「枯尾花」。文政六~明治三七年(一八二三‐一九〇四

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改訂新版 世界大百科事典 「永機」の意味・わかりやすい解説

永機 (えいき)
生没年:1823-1904(文政6-明治37)

幕末・明治前半の俳人。江戸の生れ。其角堂(きかくどう)永機とも称す。本名穂積善之。榎本其角の流れにつらなる江戸座系の俳人,鼠肝(そかん)の長男であり,1870年(明治3)に父から7世其角堂を継承した。87年,田辺機一に其角堂を譲り,以後は老鼠堂と号した。同年,芭蕉二百回忌法要を義仲寺で行い,その献句や歌仙をまとめて《元禄明治枯尾花》(1893)を出版した。永機の句は,〈枯れて後尾花にかゝる雲もなし〉などが収録されている。永機には俳書編著が多くあり,97年から刊行された古俳書の翻刻シリーズ〈俳諧文庫〉には,永機編の《其角全集》《蕉門十哲集》などが含まれている。〈元日や暮まつ星の早や一ツ〉(《正風明治俳句集》)。
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367日誕生日大事典 「永機」の解説

永機 (えいき)

生年月日:1823年10月10日
江戸時代;明治時代の俳人
1904年没

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「永機」の解説

永機 えいき

穂積永機(ほづみ-えいき)

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