永田一脩(読み)ナガタ カズナガ

20世紀日本人名事典 「永田一脩」の解説

永田 一脩
ナガタ カズナガ

大正・昭和期の画家,写真家,社会運動家



生年
明治36(1903)年11月11日

没年
昭和63(1988)年4月9日

出生地
福岡県門司市

学歴〔年〕
東京美術学校洋画科〔昭和2年〕卒

経歴
労農芸術家連盟、前衛芸術家同盟ナップに参加。昭和4年国際文化研究所に入り、「国際文化」の編集にたずさわる。5年ナップの一斉検挙にあい、保釈後フリーで活躍。16年東京日日新聞社(現・毎日新聞社)入社、33年退社。日本のイシダイ釣りの草分けでもある。主著に「プロレタリア絵画論」「魚拓」「江戸時代からの釣り」「巨魚に会う」など多数。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「永田一脩」の解説

永田一脩 ながた-かずなが

1903-1988 大正-昭和時代の洋画家,写真家。
明治36年11月11日生まれ。大正11年帝展で「スタシオン」が初入選。プロレタリア美術運動などにかかわり,昭和14年滝口修造らと前衛写真協会を結成戦後は「カメラ毎日」の編集にたずさわる。魚拓の専門家でもあった。昭和63年4月9日死去。84歳。福岡県出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android