汗する(読み)アセスル

デジタル大辞泉 「汗する」の意味・読み・例文・類語

あせ・する【汗する】

[動サ変][文]あせ・す[サ変]汗をかく。懸命に努力することなどにいう。「額に―・して働く」
「彼は満身に―・して居た」〈長塚
[類語]汗ばむ発汗流汗

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「汗する」の意味・読み・例文・類語

あせ‐・する【汗】

  1. 〘 自動詞 サ行変 〙
    [ 文語形 ]あせ・す 〘 自動詞 サ行変 〙 汗を出す。たいへんな労力をはらうとき、心が緊張したりするときなどにもいう。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「先づ僕が自己の額に汗して森を開き林を倒し」(出典:牛肉と馬鈴薯(1901)〈国木田独歩〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android